見出し画像

知識ゼロから半年間で、レジル初のサステナビリティ推進担当へ!

こんにちは!レジルnote編集部です!
レジルは「脱炭素を、難問にしない」をミッションに、社会課題解決に挑戦するクライメートテックカンパニーです。

社員紹介第二弾は、レジルのESGグループを担うシラコさんにお話を伺いました👏(2024年4月時点の情報)
2023年に立ち上がった新設部署での、大変だったこと、やりがいについてお話しいただいておりますので、是非チェックしてください💁‍♀️



-自己紹介をお願いいたします!

 こんにちは。レジル ESGグループのシラコです。

 折角なので、生で見るより500倍よく写っている気がする1年前の写真を選びました。直接お会いする機会があれば、生で見る方が素敵!なんて心の底からのお言葉、お待ちしてます。
 わたくしラップが少しばかり好きでして、就活生時代に、面接で何か印象に残る特技を披露できないかと考えた結果、1秒あたり9.6音節のギネス記録を叩き出したエミネムの「Rap God」を練習しながら、インフラ業界に的を絞ってエントリーしました。
 ラップの甲斐あって、2018年に中央電力株式会社へ新卒で入社し、昨年にレジルとしての再出発を経て、今年で7年目を迎えます。ガス販売代理、ガス小売、電力小売、需給管理、BPaaS、マーケティング、業務オペレーション構築・管理、現在のESG(サステナビリティ推進)と、様々な業務を経験してきました。

-所属部署ではどんなお仕事をしていますか?

 ESGグループでは、そのまま、「ESGへの取り組み」を推進しています。この取り組みの的となっている「ESG」というものが何なのか?これを正確に答えられる方は意外と少ないのではないかと思います。

 ESGとは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)を考慮した「投資活動や経営・企業活動」を指します。つまり、ESGは「投資活動から始まった概念」であり、ESGへの取り組みそのものが、「企業が長期的かつ安定的に成長できるか」という観点での「投資判断の指標の一つ」となっているのです。

 まさに今、企業には「ESG経営」が求められています。これは、財務状況がどれだけ好調であってもESGへの取り組みが見られない場合や、また、ESGへの取り組みが表面的なアピールに留まり企業成長を伴わない場合に、企業価値が低いと判断され、投資対象から除外される可能性が高まることを指します。ESGへの取り組み自体がまさに、企業価値向上に直結している非常に重要な取り組みなのです。

 エネルギーという業界柄、Environment(環境)における「脱炭素への取り組み」が特別重要だと思われることがよくあります。しかし、ESGは、部分的に注力しているという状態は望ましくなく、3つ全てに責任を持って取り組んでいることが重要なのです。
 例えば、脱炭素化を類を見ない技術とスピードで推進している企業があるとします。しかしその企業は、離職率が非常に高く経営が不透明です。皆さんが投資家だとして、このような企業に投資しようと思うでしょうか。
 離職率は、Social(社会)の観点において人的資本経営を軸とできているか、経営の透明性は、Governance(企業統治)の観点において適切なガバナンス体制を整備できているか、という投資判断要素に繋がります。E,S,Gの3つのバランスを保ちながら取り組み、そしてその取り組みが企業成長に繋がるものであって初めて意味を成すのです。

 ここまでを踏まえ、ESGグループでは、GHG(Greenhousegas:温室効果ガス)排出量の算定、サステナビリティレポートの作成~公開、人権ポリシー策定などの取り組みを1年間で進めてきました。しかし、まだまだESGに入門したというレベルです。「脱炭素を、難問にしない」をミッションとするレジルの成長ストーリーを築き続けることが、ESGチームに求められる大切な役割です。ただ全うするだけでなく、高いレベルで成し遂げられるよう、引き続き取り組んでいきたいと思います!

-自部署の魅力ややりがいは何ですか?

 ESGグループの魅力とやりがいは、間違いなく「会社として経験がないことに挑戦している」ということです。実は、ESGグループは昔からあった部署ではなく、レジルとしてESGやサステナビリティに取り組むために、昨年4月に新たに立ち上げられた部署なんです。今でこそ、入社者の中にESGやサステナビリティに詳しい人も増えてきていますが、当時はレジルそのものにも、私を含むESGグループに配属になったメンバーたちにも、ESGやサステナビリティに対する知見といえるものはありませんでした。

 未知の分野への挑戦は、誰も取り組んだことがなく、会社としての知見もないことだからこそ、私自身の考えや意見を濃く反映できるという楽しさを体験できました。決まっていないことを進めるためには、当然仮説を立てて決めて進めていくしかないのですが、仮説を考える過程がとにかく楽しいです。私自身考えることが好き、ということもプラスに影響しているかもしれません。

 また、サステナビリティの推進は部署として行うことではなく会社全体で行うことなので、多くの事業部の人たちとコミュニケーションを取って進めていくことも魅力の一つです。初めて話す人が多く緊張もしますが、サステナビリティ推進を通して会社として何を実現していきたいか、各部署、各個人でそれぞれが描いている理想や目標を知ることができるので、貴重かつ有意義な機会になっています。
 昨年にスタートし、まだまだ始めの一歩を踏み出したばかりですが、これから会社の価値を高め、「結束点として、社会課題に抗い続ける」ことで、「脱炭素を、難問にしない」というミッションを達成できるように邁進していきたいと思います。

-会社のお気に入りポイントを教えてください!

 レジルのお気に入りポイントは、シンプルかつ絶対的に人です。私がここまで頑張ってこれたのも、これからも頑張っていこうと思えるのも、一緒に仕事をしている人たちがいてこそです。6年間で転職を考えたタイミングもありましたが、それでも、もう少しここで…!と自分で自分を踏みとどまらせていたのは、いつも必ず一緒に働く人たちの存在でした。
 「人がいい」って会社紹介でよく聞くやつね!と思う方が多いと思いますが、もうなんと説明していいか、本当なんですとしか言えず…。例えるならば、漫画やドラマで描かれるような、社会人になると突如現れる「イヤな人」が本当にいないんですよね。全員が人として真っすぐで、仕事にも真っすぐ取り組んでいる、そんな印象です。
 単に仕事として、仕事におけるメリット/デメリットだけで物事を判断したり接し方を決めたりするのではなく、人として本気で向き合ってくれる人たちだからこそ、結果的に仕事としても納得や理解を諦めることなく進めることができています。
 転職してきた人たちに聞いてみても「擦れている人がいない」「悪い人がいない」という言葉を聞くので、私が感じてきたことも間違ってはいないのではないかなと思います。

-将来はどんな自分を想像して(目指して)いますか?

 私には昔から一貫して、「よい人間になりたい」という目標があります。よい人間とは?と聞かれると定義の説明が難しいですが、私にとっては、「笑顔がかわいいおばあちゃんになる」ということです。人生が進むにつれてよい顔つきになれるのは、きっと、全ての経験を自分にとってよいものに昇華できるからなのだと思っています。
 私にとって仕事は、そんな、なりたい自分になるための人生を全うするひとつの手段にすぎないと同時に、単なる手段でもありません。仕事をどのような機会と捉え、どのような心持ちで取り組み、どのように人と接し、どのような自分になっていくか。人生を進むための手段である仕事は、なりたい自分を形づくる要素そのものでもあると思っています。
 極端な話、仕事をできるようになることで目指す人間から遠ざかるのであれば、仕事はできなくていいと私は本気で思っています。ですが、だからといって、会社に属し享受するものがありながら、自分の信念に因って仕事をせず、成果を出さなくていいと思っているわけでは決してありません。ではどうすれば良いのか。簡単なことで、人生の目標を達成できるように、自分で自分の舵を取って道を選び、仕事を進めるまでです。
 「仕事を仕事と割りきるには、あまりにも人生の多くの時間を費やしている。」
 今もレジルにいる方が話されていた言葉で、私が社会人になってからずっと心に留めている言葉です。仕事に対して同じ時間を費やすのであれば、精神を取り残して単に時間だけを消費するのではなく、自分自身を燃焼させて、人生の過程そのものにしたいです。
 果たしてどういう自分になっていけるのか。楽しみながら、わくわくしながら、人生の目標を達成できるように、これからも仕事に取り組んでいきたいなと思います。

-どんな方と一緒に働きたいですか?

 考え抜くことができるだけでなく、考え抜いた根拠と結果を、自分の言葉でしっかりと表現できる人と一緒に働きたいです。

 仕事が上手くいく要素のひとつに、自己表現の上手さがあると思っています。考えそのものに加え、「どう考えたか」や「なぜそう考えたか」といった「考えの背景や根拠」には、感情的な部分でのその人の感じ方、何を良いと思い何を悪いと思うのかというその人の中の根本的なものの捉え方といった、それぞれの個性と人となりが織り込まれていると思っています。その「考え方における個性と人となり」の部分が、私が思う仕事における自己表現です。そしてそれは、簡単に変わるものではなく思考のクセとなって表れるので、お互いに知っておく方が良いことが多いです。
 また、思考のクセや拘りをシェアできると、「シラコにこの話しをすると、多分ここに疑問持つだろうな」といった風に、これから起きるコミュニケーションに対しての高い精度でのシミュレーションが相互にできるようになるはずです。そしてこれができると、話に入る前にかなり入念な準備ができるので、最終的にはコミュニケーションの精度自体が各段に上がります。

 伝える時って、「理解してほしい」「分かってほしい」と、自分が発した後の努力は相手に委ねがちだと思うのですが、私は反対であるべきだと思っています。伝えた後に相手の頭にハテナが浮かんでいるとき、それを敏感に察知して、「あ、多分ここの言い方変えると伝わるな」「この言葉使ったから違う解釈されているな、こっちの言葉で言い直そう」と、常に発する側のアンテナと努力が必要だと思います。これができれば、認識の相違はまず起きないはずですし、そうできることが、「考えた根拠と結果を、自分の言葉でしっかりと表現できる」ことだと思います。

 よく「コミュニケーション能力」といわれますが、それは、お話が上手みたいなことでは決してなく、「伝えたいことを、自分らしく、正確に伝えられるかどうか」そして「相手から聞き出して課題解決につなげられるかどうか」だと思います。自分の考えを伝える時、否定されるかな、間違ってるかな、と不安になることが多いと思いますが、伝えられて初めてスタート地点に立てるので、恐れずに自分を乗せて考えを伝えられる方と共に働けると良いなと思います。

-さいごに

お読みいただきありがとうございました!
今後も引き続き、様々な部門の仲間を紹介しますのでご期待ください!
また、レジルでは色々な職種で仲間を募集中です!ご関心のある方は是非採用情報を覗いてみてください!👀

【採用情報】


この記事が参加している募集