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”経営にインパクトできる組織”への成長を目指す。上場後の財務経理組織が描く成長曲線とは。

こんにちは。レジルnote編集部です。

レジルを支える各部署にスポットを当て、組織の今後の展望などをご紹介する『組織紹介シリーズ』第一弾です!

今回は取締役CFOの山本直隆さんに、note編集部がインタビューしました。
経営の責任者としてレジルを統率する山本さん。
レジルの『財務経理』組織の今後についてや、組織への熱い思いを語っていただきました!
ぜひ最後までご覧ください!


〜CFO 山本直隆さんの経歴〜

東京大学経済学部卒業。
1998年に新卒として東海旅客鉄道株式会社入社。
2001年から金融スキルの取得を目的にグローバル金融グループの一つであるHSBCの投資銀行部門に入社。
2005年日本産業パートナーズ株式会社に入社し、企業買収からハンズオン経営支援、企業売却まで担当。
2011年にミスミグループ本社に入社し、経営企画部門のM&A責任者として子会社の売却、北米企業の買収に従事。
2021年2月に当社入社。同年3月に執行役員、6月に取締役、12月に取締役CFO就任。

 レジル社へどのようなキッカケでご入社されたのですか?

山本:実は現代表の丹治とミスミ時代に一緒に仕事をしており、その繋がりで声をかけてもらったことがキッカケです。
前提、ミスミでも素晴らしい経験ができたのですが、もう少しアーリーステージの企業で事業創りから参画し、手触り感を得たいと考えていた矢先だったので、良いタイミングでお声がけをいただきました。

 実際入社してみていかがでしたか?

山本:会社としての歴史としては完全にアーリーステージではないものの、スタートアップ気質も残っていて勢いのある会社だったので、シンプルに毎日が楽しかったです。
今後の会社の方向性を検討したり、会社と一緒に成長していくプロセスを感じることができたので、責任感もそうですが、やりがいを入社当時から実感することができました。

私は、経営に関する役割を担っているため、裁量が大きいことは当然でもあるのですが、若手社員に対してもしっかりと裁量を与えている企業文化も素敵だなと感じました。

『自分で手を挙げれば積極的に任せてあげる』

リスクを取って失敗したとしても、そのプロセスが称賛される文化であるので、社員が生き生きと働いている様子を見ることができますし、しっかりとフォローを欠かさないマネージャー陣とのバランスが素敵ですね。

 文化が会社に浸透するのは難しいと思うのですが、レジルの企業文化はどのように醸成されていったのでしょうか?

山本:代表の丹治としては、「シンプルな経営戦略と自律した個人の集合体としてのチームづくり」を目指しています。
社員全員が自分の成長を感じ、それが会社の力となり、会社が成長し、会社の成長が個人に次の挑戦の場を提供するような循環を作っていきたいという考えを持っているからこそ、それを全員が実践しているのだと思います。

当社の事業モデルとしては、積み上げ型の事業だと捉えているため、堅実性が求められます。一方で、様々なコトに対してチャレンジしながら、多方面に手を打っていかないと企業としての成長は衰退してしまうため、個々の成長は切っても切り離せません。

そのため、「待ち型」のスタンスの方は面白みを感じられないかもしれないですが、成長意欲があり、どんな状況も自身の成長の糧としながら、会社に対してインパクトを与え続けていきたいといった意欲のある方にとっては面白い環境だと思います。
これは全組織が共通ですね!

ー その中で財務経理は企業が成り立つうえでも必要不可欠ですが、事業成長のための組織として意識されている点はありますか?

山本:大前提、やりがいと責任が大きい組織であることは間違いないです。当社の中では、もちろん財務経理は正確性が要求されるため、丁寧な仕事をすることは最低限意識しています。

それだけでなく、会社の数字を管理することは、”会社を創る/成長させる”ことであると捉えています。どこまで会社としてリスクを取れるのか?例えば、新規事業を立ち上げる際にどこまでアクセルを踏んだ投資ができるのかの判断軸は、結局財務経理の数字をベースに考える必要があります。
まさに、経営の意思決定指標の基礎となる部分です。特に、当社は4月24日に上場を実現しましたが、あくまでもここが新しいスタート地点だと捉えています。
一部の企業は上場がゴールと捉えている経営者もいると思いますが、当社には全くそのような考え方はありません。上場をキッカケにさらなる事業成長を目指していくため、財務経理としての立ち位置もより重要になっていきます。

ー 上場前と後では大きく環境も異なるとは思いますが、財務経理組織としてはどのように向き合っていくのでしょうか?

 山本:上場後は結局のところ株価で会社が評価されることになります。そのため、IRが重要になるのですが、中長期的に評価される目線を持って、数字を管理し、数字を作っていくことで、はじめて投資家や市場と対等に会話することができ、それが評価につながっていきます。市場からの評価につながれば、そこでも大きなリターンになり会社の成長曲線がグンと引き上がることになるので。

また、厳しい基準をクリアしたうえで上場するため、緊張感のある中で成長させていく必要があります。上場直後はかなり会社全体にも勢いがあり、”攻め”の経営方針を掲げているため、知名度拡大・資金調達を実現する中で、M&Aなども積極的に実施していく可能性があります。
単なるルーチン業務だけでなく、財務経理としても日々事業成長に対応した柔軟性が求められるため、今まで以上にチャレンジングに個々が成長していくことも重要ですね。
組織としての大きな成長も、今後のテーマとなってきます。

ー 組織成長も並行して実現する必要があるとのことですが、それに向けた課題などはあるのでしょうか?

山本:大前提、現在は財務経理部長の落合を中心にとても組織としてはまとまっています。
上場審査に通る水準まで、組織だったり市場に対しての会社の見え方を確立してくれたのは今の組織で働いてくれている皆のおかげです。
 
そのため、上場企業としての開示業務などは今でも問題なく作成できますが、財務経理組織としても、より攻めていきたいという考えを持っています。例えば、必要なことだけを対応するのではなく、会社の業績可視化であったり、事業成長や事業進捗を助けるためのKPI策定であったり、我々の組織から経営であったり事業を動かしていくようなチャレンジができるようになっていきたいですね。財務経理組織が、経営にインパクトするような未来へのリソース作りが必要だと考えています。

そうなっていくためには、やはり優秀な人材確保が肝になってきます。
上場も実現したことにより、財務/経理で組織を分ける構想もありますし、何よりも”攻め”を意識した組織にしていくには、もう一段・二段と組織を成長させる必要があります。

ー どういった方であれば組織内でも活躍できそうでしょうか?

山本:当社の特徴としては、一般的な大手の財務経理組織のように、単一領域に特化したプロフェッショナルというよりは、複数のことをマルチに対応する柔軟性が求められます。また、それが故様々な部署と関わるため、コミュニケーション能力に長けた方だと業務にも馴染みやすいと思います。
難易度としては高いと思いますが、それに比例した成長は確約できるのではないかな。

あとは、コミットメント力が強い方がいいですね。単純な流れ作業ではなく、常に思考しながらコトに向き合っていくことが重要なので、信頼してお任せできる関係性が必要かなと思います。
その点でコミットメント力は必要ですね。
信頼関係が構築できれば、より裁量を持ってもらいたいですし、そうなっていくことで”経営にインパクトできる組織”に近づくと考えているので。

この組織で経験を積めば、多方面での成長機会があるため、市場価値としてはより引き上がっていくのではないでしょうか。当社内でも、経験を活かしながら経営企画側にシフトしていくことも可能ですし、”個”の能力が高まれば、それだけ将来のキャリアに対する自由度は引き上がります。

色々と話してしまいましたが、まだまだ発展途上の企業で大きな可能性を秘めています。
そのような環境を楽しいと感じてくれて、会社成長×自己成長をうまくリンクさせながら向き合ってくれる方には、是非来ていただきたいなと思っています!

※本記事は2024年5月のインタビュー時点の内容です。


最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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